質問できるマインド

先日、中学1年生の息子の保護者会に参加した。

そのときのモヤザワについて考える。

聞き取れない、質問もしない、誰も何も言わない

まず、先生の話すスピードがとても早口で、

私は聞き取るのに精いっぱいだった。

それは、私が子育ての上で、中学校というフィールドが初めてであり、

先生の顔と名前を一致させる作業で必死だったからだ。

3学年合同だったこともあり、

先生はペース配分などもあり致し方ないのかもしれないけれど、

マイクの反響と言葉のスピードで、

後半はもうなんの話をしているのか、いよいよ分からなかった。

あなたなら、どうする?

そんな状況で、あなたならどうする?

「もっとゆっくり話してください」

と、発言できる人はどれくらいいるのだろう?

また、なぜ言えないのか?

周りの人からの注目や、先生の反応などを考え、空気を読んでしまう。

でも、本当は、みんなも同じ気持ちだったかもしれない。

小学校だったら言えたのに、ここでは私も委縮してしまった。

いじめは許しません、と言い切る先生

もう一つのモヤザワ。

「相手を傷つけるような言動は、厳しく指導します」

初めての保護者に向かって、このようにきっぱりと断言する先生がいらした。

もちろん、当然のことを言っているのだけれど、なんでか心がザワッとした。

家庭にも、子どもにも、くぎを刺された感じ。

信頼関係がない状態のまま先にくぎだけ刺された感じがしたから、なんか違和感を感じたのだ。

先生は、生徒のこと・私たちのことを、信頼していないのかな。

この先生は、その眼鏡越しに、私たちを見ているのだな。

いじめる子の感情の行き場は?

いじめをすることはいけないことだ、なんて、誰もが分かっている。

じゃあどうして人をいじめたくなるんだろう。

自分の心の中に、不安や、悲しみ、怒りなど、負の感情があり、

その行き場のない気持ちが誰かに向かってしまうのだと、私は思う。

その感情を「許さない」と、先生に言われたら?

どこに向ければいいのだろうか?

どこにも向けられず、自分の中にしまうことになる。

感情に蓋をすると、将来ずっと消化されずに抱えたまま生きることになる。

私もそうだし、誰もが少なからず一つや二つ・・・もっとあるかな。

中学校の多感な時期だからこそ、先生は一人ひとりと信頼関係を築いて、

感情に向き合ってもらいたいと切に願う。

質問できる母になりたい

じゃあ、母親が先生にできることはなんだろう?

私は遠慮せず、学校をより良い場所にできるように、聞き合いをしたい。

疑問に思ったことは質問したい。

一生懸命頑張ってくれている先生に感謝の気持ちを持ちながら、

子どもたちを見守る同じチームメイトとして、相談したい。

やって感じて、受け入れてくれなかったら、それまでだけど。

とりあえず、私は息子の新しいフィールドがどんなものなのか理解を深めたいと感じる限り、

行動しようと思った。

beagle-tail

陽キャ3人兄弟を育てる40代ママ
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